中古戸建をを現況で購入すると、状態によってはリフォームなども必要になりますよね?
僕は壁紙の張替えとユニットバスの交換をしましたので、その経緯を記事にしました。
ユニットバスの交換時期の目安
一般的には20年程度、浴室乾燥機は10~15年程度と言われていますが、実際にはメンテナンス次第です。
また、ユニットバスの法定耐用年数については、設置している建物と一体のものなので、木造だと22年、鉄筋コンクリート造だと47年になるのであまりあてになりません。
その実、妻の実家の浴室は20年を超えていますが、しっかり掃除をして、カビ防止の燻煙も2~3か月に1度しているので、まだまだきれいで、20年経過しているようには見えません。
僕の場合は購入した物件のユニットバスは新築時から交換していませんでした。(築20年弱の中古戸建)
多少使用感はあるのと、ここ数年住んでいた賃貸住宅のお風呂が古かったことで娘が「次のおうちではきれいなお風呂に入りたい💕」と言うので、思い切って交換することにしました。
ユニットバス交換までの流れ
1) リフォーム工事業者を選ぶ
まずはどこでリフォーム工事をするかということで、僕は最終的にホームセンター経由で工事をお願いすることにしました。
見積もりサイトや地元の業者も調べましたが、結局ユニットバスの詳細が決まらないと値段が確定しないこともあったので、まずは実際のお風呂を見てみようとホームセンターに行き、そこでクレジット契約の金利ゼロキャンペーンをしていたこともあり、そのまま分割払い前提で工事のお願いをしました。
・大型店では実際の商品(ユニットバス、トイレ等)を見ることができる
・ユニットバスやドアなどの部材費が割安になる
・提携しているクレジットの条件が良い場合がある
・アフターサービスが充実/している(会社の規模が大きいので)
・実際に工事する会社とは直接交渉することができない(協力会社等に依頼しているため)
あと、よくリフォームなどの時に、「知り合いの業者さんにたのんで安くしてもらった」的なお話がありますが、親族や親友などよく知っている業者さんを除いては、頼まない方が無難だと思います。工事に不具合があった際に言いにくかったり、その後の関係にも影響が出てきます。
2) メーカーの見積を取得
ホームセンターのリフォーム窓口で、まずはメーカーのショールームに行って実際にほしい設備の見積もりを取ってきてくださいと依頼をされます。
その見積もりをホームセンターのリフォーム窓口に提出して、工事費込みの価格を提示してもらうという流れです。
僕はLIXILの新宿ショールームに行きました、新宿のショールーム(LIXIL東京ショールーム)はとても大きくて、見てるだけでテンション上がるような場所でした。さらに妻は平日に地元のTOTOのショールームにも行った結果、妻がLIXILにするということでLIXILに決めました。
妻曰くですが、商品に決定的な差は感じなかったようで、接客が良かったLIXILに決めたとのことでした。
LIXILからメールで届いた見積もりは、ユニットバスは1616サイズ、グレードはノーマル(アライズ)でメーカーの見積額は約130万円ぐらい(2022年3月時点)でした、ここからホームセンターのリフォーム窓口に見積もりをメールで連携しました。
ホームセンターへ見積もりを送付後、あと少し手すりなどのオプションを付けることで「こどもみらい住宅支援事業」の補助金対象となると連絡があり、最終的に5万円程度が補助金対象となりました。
その結果、お風呂の交換は工事費込み、補助金も反映してちょうど100万円となりました。ちなみに補助金の手続きはすべてホームセンター側で行ってもらいました。
ユニットバスはおおむねメーカーの見積もりから、30~50%程度の値引きが入るそうです、ただ2022年4月以降は原材料費高騰があり、メーカーの提供価格も30%前後上がっています。
「こどもみらい住宅支援事業」は現在は受付終了、後継の補助金として「こどもエコすまい支援事業」が創設される予定で、引き続き省エネやバリアフリーのリフォームについて補助金の対象になっています。
リフォームを検討する際には一度チェックしておいた方が良いと思います。
3) 現地調査等
工事の前に現地調査が必要です、現場の状況が通常の工事ができないような状況であったり、ユニットバスの入れ替えではなく、据え付けのお風呂からの工事ではまた工事価格が変わってきます。
我が家はお風呂が2階になるので、資材が階段を通過できるサイズかどうか業者の方が少し不安げでしたが、ホームセンターのリフォーム担当者(女性の方)が、割と強めに何とかしろ的な感じで押し切っていました(笑)
4) 契約
工事請負契約の締結
工事の内容や金額、日程が決まれば工事の請負契約の締結をします。
必要書類は収入印紙(200円)と住民票でした、不動産の契約ほど仰々しくはありませんので、認印でOKでした。
クレジット契約の締結
クレジット契約については、事前審査をWEB経由でしており、ホームセンターで差し入れ形式の複写式の簡易な契約書を作成して契約しました。金利ゼロキャンペーンでしたので月額がちょうど切りのよい感じになるように借入額と期間を調整しました。
金利ゼロキャンペーンの場合、実態としては値引き販売です。例えば100万円リフォームローン契約をした場合、クレジット会社は提携しているリフォーム業者には95万円を支払いして、実質5万円の手数料を得るような仕組みが多いようです。
また、クレジットを使わず現金で支払うからといって、5万円値引きしてもらうことはおそらくできないはずなので、僕のように中古の家を買ったばかりで手許の現金が少なくなっているような場合は、無理して現金で支払うよりもクレジット契約を活用して手元のお金は確保していたほうがよいでしょう。
5) 工事
とうとう工事です、ご近所へのあいさつと粗品の配布もサービスの範囲内ということで業者側でしてもらいました、まだ引っ越していないのでこれは助かります。
ホームセンター経由なので実際の工事業者とは話をしていないこともあり、平日自宅にいる妻に作業をしている職人さんには必ず缶コーヒーを持っていくようにお願いしました。僕は大工の息子で、学生の頃、時々おやじの仕事の手伝いをしたときに施主さんから差し入れをもらうと嬉しかった思い出があります。おのずといい加減に仕事もできなくなりますので、ちょっとしたことですが、必ず毎日持っていくようにしました。
工事は3日で完了、仕上がりも満足!というわけでできればBefore Afterを出したかったですが、写真撮っていなかったのでAfterの写真だけご参考に。
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