車の維持費、特に輸入車はお金かかりますよね?
僕も車に乗るのが好きで、多少無理してお金はかけていて、以前はハイエースワゴン、ここ10年は輸入車(ドイツ車)に乗っています。
というわけで、これまで輸入車については、毎回ディーラーで点検と車検をしていましたが、やはり輸入車のディーラー車検は高いということなので、節約のために輸入車専門の一般の整備工場で車検をしてみました本当に安くて内容にも満足したので、その記録を記事にしました。
特に車の整備に詳しいわけではありませんが、ちょっとしたトラブルもあり勉強になりましたので、参考にしていただければ幸いです。
- ディーラーと輸入車専門の整備工場では工賃など手数料に大きな違いがある
- 純正品にこだわらないなら輸入車専門の整備工場での車検はリーズナブル
- ディーラーだからと言っても整備のミスはある、絶対安心とは言い切れない
ディーラー車検との比較
今回(2023年9月)の車検でかかった費用概算
2021年にディーラーでうけた車検、2023年に輸入車専用の整備工場で受けた車検で、共通の費用項目の比較です。
項目 | 整備工場_(A) | ディーラー_(B) | (A) – (B) |
---|---|---|---|
重量税 | 24,600 | 24,600 | 0 |
自賠責保険 | 17,650 | 20,010 | △2,360 |
印紙代 | 2,300 | 1,800 | 500 |
代行手数料 | 0 | 14,300 | △14,300 |
基本工賃 | 34,800 | 97,350 | △62,550 |
その他オイル交換など実費 | 62,000 | 61,284 | |
Total | 141,350 | 219,344 | △77,994 |
車検の時期が違うのでディーラーでの実費はあくまでも2021年分です、実際には2023年の整備工場での車検の方が交換している消耗品は多く(クーラント液、ワイパーなど)ありますが、それでも約8万円の開きがあります。
手数料
大きな差がでているのが、基本工賃と(代行)手数料ですね。今回頼んだ外車専門ディーラーでは、代行手数料は無料でした。工賃は倍以上です!!
ディーラーの場合、メーカー指定の専用の装置を使ったり、車検後に1万キロや6か月などの補償期間があるのが一般的で、一般の車検工場の補償よりも安心感はありますが、この価格の差はそれ以上に大きいですね💦
オイル交換や交換部品
普段あまり車に乗らないこともありますが、今回(2回目)の車検ではあまり部品の交換はありませんでした。
上記は2021年にディーラで車検をした価格との比較です。
これまで10年以上輸入車に乗っている経験から、オイルやエレメント、交換時期になったブレーキオイル、クーラント液、発煙筒は当然どこでも交換されますが、ディーラだとバッテリー交換、ブレーキパッドの交換は多少交換時期に満たなくても、強く勧めてくることが多いと思います。
今回ディーラ車検をやめてみた理由のひとつは、純正が一番です!と言いながら、割と短いスパンで交換をしようとしてくるところを、高級感のある静かな店内で断るのがストレスだったからです。
しかもやたら純正品は高いです。一般メーカーの適合品よりもひどい時は2倍ぐらいはします。
今回お願いした整備工場では「バッテリーは追加充電すればあと2年ぐらいなら大丈夫ですよ~」ということで、交換は特に勧めてきませんでしたし、また、ブレーキパットも残量(厚み)を教えてくれて、まだ基本的にはまだ大丈夫ということでした。
結果何が言いたいかと言いうと、同じ交換でも純正品にこだわらなければ、ディーラーよりも外車専門工場の方がかなり安く交換ができると思います。車検時にかかる費用はさらに差が開くはずです。
実際にオイル交換も良いの入れておいてと頼みましたが、それでも明細をみると、ディーラーよりも2,000円程度安かったです。
ちなみに、ブレーキパットなどは一般的に輸入車のそれはブレーキカスがひどくて洗車に苦労します。ディーラーでは基本は純正品一択ですが、ブレーキかすが出にくく品質の高いものを選ぶこともできます。
次回車検ではブレーキパッドを交換する必要がありそうなので、また次回も同じ車検工場に頼もうと思っています。
代車について
代車についてはディーラーでは、おそらく車検に出した車と同等の車を貸してもらえます。
僕は前回のディーラー車検では、自分の車よりいい車を貸してもらえました、これはディーラー車検のメリットでもありますね。
ディーラー以外では代車の質は業者によりますので、よくわかりません。
僕は週末に時々乗るぐらいなので、今回は代車は借りませんでした。
よって車検に出した帰りに途中北千住で降りて、お酒飲んで帰りました(笑)
輸入車の車検の注意点
他のメーカーは知りませんが、私の車の場合はメンテナンス時期になるとアラートが表示されます。
オイル交換などは簡単な操作でリセットできますが、点検整備のアラート表示の解除は専用の機器が必要なようです。
よって、そのアラート表示のリセットができる整備工場かどうかを確認して車検を行ってもらう必要があります。
車検時のトラブル(ディーラーでの法定点検時のミス)
整備工場での車検でわかったトラブル
今回初めて購入したディーラー以外で車を見てもらった(車検をお願いした)わけですが、その整備工場より連絡ががあり、以下のようなやり取りをしました。
ふさふささん車検前に車いじりましか??
昨年ディーラー1年点検してもらった以来、全く触ってないですよ~何かありした??
タイヤのボルトが緩んでいて、結構危険な状態でした。
あと、バッテリーの端子もかなり緩んでいました、ショートする恐れがある状態でした。
あと、エンジン下のアンダーカバーのボルトが3つほど脱落してなくなっていました。
えーーーかなりヤバいですね、、、💦先日、家族で長距離ドライブしたのに危なかった💦💦
バッテリーの端子の状況は動画送っておきますね。
というわけで、それまでディーラーに頼んでいたら値段は高いけど間違いないだろうと思って毎年車検の他に法定点検(5万ぐらいかかります)もしていましたが、こんなこともあるようです。。。
一応、ディーラーには報告してその際に、ダメもとで前回の1年点検の代金の返金を要求してみましたが、「整備時に増し締めやバッテリーはどはちゃんと確認してる」の一点張りで取り合ってはもらえませんでした。
(確かに証拠はないですが、ディーラーでの1年点検以来触っていないのも事実です)
さいごに
今回の車検を踏まえて、個人的には今の車に関しては以下のような対応をしようと思います。
- 1年点検とオイル交換はオートバックスなどの大手カー用品店で頼んでみる
- 車検は輸入車専門の整備工場で実施する
- 長距離ドライブをする前は、タイヤのボルトのゆるみを自分で確認する
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